onorichan’s blog

平穏を愛する私と夫と息子とうさぎの暮らし。生活スタイル模索中な日々を綴ります。

旅で幸せを願った出来事

こんにちは、onorichanです。

 

身内が体調を崩しばたついておりました。

今も些かばたついてはおりますが、少しずつ見通しが立ってきた最近です。

その関係で遠方の姉のところへ行ってきたのですが、

道中での出来事を少し。

 

私の最寄駅で電車に乗ろうと改札を通ったところでの出来事です。

同じタイミングで隣の改札を通った女子高生3人組がいました。通ったところでかしゃんと何かを落とす音がしました。

音のした方に視線を向けると、今通ってきたであろう改札前の足元に落とし物。

あ、あの女の子たちが落とし物!

と気付きました。

多分同じように思った人が私の他にもう1人。

改札前に高校生か、中学生くらいの女の子が立っていました。

私と同じように気付いたのだなと思ったのは一瞬目が合ったから。

 

落ちているのは改札の向こう側。

私も(気づいていないけれど)落とし物をした女子高生はもう改札を通っています。

とっさに、あの改札前の子から受け取って私が届ければ!

と思ったのですが、そんな必要もなく。

 

改札前にいた女の子がさっと落とし物を拾い上げるや否や「ピッ」と自動改札を抜け、女子高生の元へ駆け寄りました。

そして落とし物を渡すとまた、風のように改札の向こうへ戻って行ったのです。

 

落とした事に気付いてから届けるまでは本当にあっという間の出来事でした。

 

届けてもらった女子高生たちは

「めっちゃ優しい〜‼︎」

と口々に言いながら歩いていき、

その少し後ろで歩く私も

心でぶんぶん頭を縦に振りながら、

見るからににやついていたのでした。

 

 

その翌日。

姉と、姉の住む地の駅と通りを歩いていたところで前から来た男性が通りすがりにかちゃんと何か落として行きました。

それに気付いた私たち、

「あの!落としましたよ!」

と声を掛けるけれど聞こえておらず。

とその時、男性と同じ方向から歩いてきた大学生くらいの男の子がさっと駆け出し、落とし主に落とし物を届けてくれました。

 

なんてすばらしい!

と姉と言い合い、

このとき移動に次ぐ移動や待ち時間で疲れ果てていたのですが、

ほっこりして少し疲れを癒してもらった気持ちになりました。

 

最近の若者、

すばらしい!

いや、と言うよりも、

若者だろうが若者じゃなかろうが

優しいひとはたくさんいて

何かでまとめるものじゃないな。

 

とにかく私は先日出会ったこの2人の優しい方たちに今でも心で拍手を送り続けているし、彼らが幸せでいられますようにと祈らずにはいられません。

と同時に、お二人のような瞬発力が欲しいなと思った今回なのでした。

 

お読みいただきありがとうございました。

今年の冬の入り口はなんだか見えそうで見えないですね。

体調管理も難しい。

どうぞ皆様お気を付けてお過ごしください。

今日も一日お疲れ様です。