こんにちは、onorichanです。
家を建てたときにどうしようか、と悩んだことで
これでよかったなと思っていることがあります。
それが「一畳畑」です。
家の中の諸々が決まり、外構をどうするかと考えたとき、
家の前は全部コンクリートで埋めてしまおうと思っていたのです。
そうすれば雑草の処理もなく大変ではないし、と。
当時、息子は保育園児。まだまだ小さな息子がそこで遊ぶことを考えたときに、
土があってもいいんじゃないか。と思ったのです。
車を置くスペースやなんかを確保して、土の部分を残しておこう。
息子が小さなうちはそこで砂遊びが出来るし、
そうでなければ花を植えたっていいな。
大きなスペースじゃないからなんとかできる。
むしろ、これくらいがちょうどいい。
うんうん、そうしよう。
そう思ったのが始まりです。
結果。
我が家の土スペースは砂遊び場にはならず、畑に変身することになりました。
砂遊びというよりも植物が好きな息子。
野菜を一緒に育てることが出来たら楽しいのではないか。
そう考えたのです。
ここからは少しだけ大変でした。
土のスペースはコンクリートで埋めることなくそのままにしてもらっていて、
じゃあそのまま使えるかと言ったらそんなわけはなく。
畑どころか、砂遊びも出来そうもない硬い土。
おそらく飛ばされてきたであろうゴミもところどころに埋まっている状態でした。
石もあるし、頑固な葦が生えていて、
それはそれは溜息のでる環境。
家族3人で手分け(息子は遊ぶ係)をして、懸命に耕しました。
堆肥を混ぜてふかふかにして。
でもそんな大変な作業もとても良い時間だったように思うのです。
初めて建てる自分の家。
そこを、ほんの一部ではあっても自分たちの手で育てているような気分でした。
そしてシーズン毎に家族で話をします。今度は何を植えようか。
食べたいもの、育ててみたいもの、色々話をします。
定期的に行く息子との図書館。それぞれ畑で育てる作物の本を借りたりします。
育てている間も、玄関を出てすぐ畑があるので、出掛けるとき、帰ってくるとき。
それぞれが観察をします。
「芽が出てたよ」「花が咲いたよ」「実がなってたよ」「赤くなってたよ」
それぞれが報告し合います。
窓から見えるので一緒に覗いたりもします。「あ、ほんとだ!」
水やりは私が多めですが、それぞれ出来るときはします。
息子は夕方担当が多め。夫は休みの日が多め。
草取りは夫が多め。その他、わき目を摘んだり、追肥をしたり。
皆で育てています。
収穫したらみんなで感想を言い合いながら食べます。
3種類ずつ選んで植えたりするので、食べ比べをしたり。
「これは甘いね」、とか、「味が濃いね」とか。
ご近所の方も通りすがりに見てくださり、「いつも楽しみにしているよ」とか、「こんなに小さな畑に上手に育てていてすてきね」とか、「今回は何を育てているの」とか。
息子はそれが本当にうれしそうで、張り切って紹介しています。
私もこんな風に楽しみにしてくださり、声を掛けて褒めてくださることが嬉しくて、
自分がなんだか小さな女の子になったような気持ちになるのです。
そんな風にして我が家にある小さな小さな場所。
とても大切な一畳です。
お読みいただき、ありがとうございました。
週の半ばの水曜日。
今日も一日、お疲れ様です。